トラックバックスパムとケダモノリンク集の問題についての意見

またもやこの話題について書かねばならなくて、少々気が重いのですが。
一応書いておかねばならないと思うので私なりにまとめてみます。

まず、私がコメントを再び書くに至った経緯が分かりにくいと思うので、ごく簡単に動きを追ってみます。
id:b4-tt氏の「トラックバックスパマー認定書」、及びid:hoshikuzu氏のkitano氏への反応について、id:matsunaga氏から意見がありました。
http://d.hatena.ne.jp/hoshikuzu/20040422
こちらのコメント欄をご覧下さい。
そして、そのコメントについてb4-tt氏から反論がありました。
http://d.hatena.ne.jp/b4-tt/20040424#1082817203
こちらです。また、matsunaga氏とb4-tt氏の応答もコメント欄にて行われています。

さて、長い引用を避けるために上記に誘導いたしました。
この中で、matsunaga氏とb4-tt氏の間に、一定の相互理解が生まれ、今後(不毛になりそうなので?)議論を避けようとの合意が成立したようです。
しかしながら、b4-tt氏から「トラックバックスパマー認定書」についての意見を求められていますし、hoshikuzu氏に対してコミュニケーション拒否の姿勢を取るkitano氏とは違い、ご意見を書かれているmatsunaga氏に対してこちらからもある程度こちらの心情をお話ししなければ失礼だと思いますので、敢えて再びこの件について触れたいと思います。
(長い前置きで申し訳ありません。)

まず、私の立場を改めて明確にしたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/chon/20040423#p1 にて書いたことの焼き直しになりますが。)

  • 「ケダモノリンク集」にリンクを張られたことついて
    • 内容に触れずにトラックバックのみ行う行為を失礼だと感じ、少々不快ではあったが、当初は積極的にコメントするほどでもなかった。手法には批判的。
  • トラックバック送信を再三に渡って受けたことについて
    • 鬱陶しいと感じた。個人的に迷惑であるし、はてな利用者としてシステムを(意図的にかどうかは分からないが、結果的に)悪用する行為として非難に値すると思った。
    • 迷惑である旨日記に記述し、kitano氏にトラックバックを送信。(特に反応は無し)b4-tt氏の「トラックバックスパマー認定書」に賛同。
  • kitano氏とhoshikuzu氏のやりとりを見て(その後kitano氏がリンク元表示を隠したことも含む)
    • kitano氏の相手を愚弄し嘲笑する態度に、不快感大。kitano氏を「他人の迷惑を省みない人物。他者からの批判的意見に耳を貸さない人物。」と認識する。私自身からkitano氏へ直接意見を送ることは、hoshikuzu氏の意見に何ら補足するべき内容を持っていないため避けた。


さて、以上の羅列から読みとっていただけると思いますが、私自身の思考の根底にkitano氏の行動に対する不快感があり、それが次第に膨らんでいったことは否定できません。
また、「トラックバックスパマー認定書」への賛同にもそれが影響していないはずはなく、matsunaga氏が指摘する「認定書は報復的でないか」(私の場合、「認定書」への賛同が)という点も全面的に否定することはできないでしょう。
そういった感情的な側面があるのは確かですが、だからといってこれが単純な報復措置ではないと考えています。
どんな形にしろ、kitano氏の「大量のトラックバックを繰り返し送りつけるスパム的迷惑行為」というはてなダイアリーサービスの悪用が正当化されるとは思えませんし、kitano氏からこの行動について明確な反省も謝罪も行われていません。これは何らかの形で批判の対象にされてしかるべきですし、放置されてはならないと思います。少なくとも、迷惑と感じた者が声を上げ、抗議することは同じシステムの利用者としての義務だと、私は考えます。
トラックバックスパマー認定書」は、kitano氏の行動を批判する行為としてアピール度が高く、迷惑行為について抗議の声があったことを記録する上でも効果的だと判断して賛同させていただきました。(尻馬に乗ったとの批判は甘んじて受けたいと思いますが、私自身はそれ以上に効果的な抗議方法を案出できませんでした。)
また、同認定書に対する賛意は、今のところ変わっていません。


また、これまでの私のkitano氏に対する言辞に悪罵とも言える表現があり、読まれた方に不快な思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。その点、お詫びいたします。今もなお私自身のkitano氏への感情は極度の嫌悪によって満たされていますが、それをありのままに表現しすぎたのではないかと反省しています。


以上、私個人の考えなど補足させていただきました、
「認定書」が抗議の意思表示として適切であったかどうかは第三者の判断を必要とするものであり、matsunaga氏の行き過ぎではないかとの指摘もその判断の一つとして参考にすべき意見だと思います。
また、kitano氏がはてなダイアリー内での対話に消極的である状況の中、kitano氏に一定の理解を示されているmatsunaga氏に反応をいただけたことは、非常にありがたいことだと思います。
この件については、今後議論が継続されるのか不明ですが、意見を求められるような機会があれば、可能な限り私からも発言したいと思います。当記事に対するコメントであれトラックバックであれ、歓迎いたします。
(とはいえ、私がこの件に対する主体的な論客たり得なかったことからも分かるように私はこの件に関して感情的でありすぎ、冷静な意見交換の対象としては不適切かもしれません。)