AC5発売まで１ヶ月を切りましたが
Ace Combat 5 The Unsung War（ASIN:B0002TY16I）の発売日、2004/10/21が迫っております。当然購入するわけですが、事前情報を見る限り、いろいろ思うところもあるわけで。
エースコンバットは、AC3（ElectroSphere）以降舞台背景がころころ変わるゲームである。
AC1とAC2は中東戦争やアフリカの内戦（スーダンとかコンゴとか）を思わせる、軍事クーデタが背景となっている。っていうかぶっちゃけエリア８８。
AC3は架空世界の架空近未来が舞台。超国籍企業が制覇し、高度に発達した科学技術とネットワークが支配する世界を舞台に行われる大企業間戦争を背景として、パイロットたちの群像劇などドラマに重点を置いた作りだ。アニメーション的なキャラクターやスタイリッシュなゲームコンソールが特徴的。
AC4は、技術的には現代兵器が登場するものの、その物語の背景は第２次世界大戦を想起させる。劣勢から押し返していく戦局の流れや、敵エースパイロット「黄色の１３」*1のエピソード、「ファシスト」「レジスタンス」といった単語が、第二次大戦の連合軍対ドイツ軍を彷彿とさせる。
そして、AC5。核兵器開発や宇宙開発で対立する二つの超大国の間に突如起こった戦争が背景となる。二大国間の融和が進められているという話からは、８０年代後半のレーガン＝ゴルバチョフ時代が想定されているような気がする。……っていうかもろトップガン（ASIN:B0001Z2XKY）か？
んで。
個人的にはこういう、「今回はこんな背景で〜」という趣向は嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけど。どうせなら、AC3かAC4の背景世界のその後を見たかった、と言うのが本音。常に現代兵器を設定の中に持ってきているからその十数年後はやりにくい、とか、あんまり一つの世界に連続性を持たせると矛盾が一杯出てくる、とか、本当の意味での続編を出せないいろいろ理由はあるだろうけれど。毎回別世界ってのもちょっと味気ない気がします。
……と、書いてから気づいた。AC5のアーケードモードはAC4の主人公・コールサイン「メビウス１」が主役らしい。このモードだけ特別なのかな？？
