頂戴したコメントに関連して

レス返ししながら考察を続けます。
まずは永字八法様から。

# eiji8pou 『もひとつ条件追加。
創作物を本気で印刷物にする覚悟があるならば、テキストをテキストのまま表示するスタイルシートがいるですよ。
今のはてなダイアリーのデフォルトスタイルシートみたいに、かってに一字下げされちゃあかなわんのです。』

印刷物にすることはさっぱり考えていませんでした。
どうも私の脳内ではネット上での活動はネット上で完結してしまっている模様です。だめじゃん。
ネットでもの書いて満足する層よりも、同人でものを作っている層の方がサイト構築・管理に関するニーズは高のは確かですよね。
はてなダイアリーブックみたいな印刷サービスを小説向けにカスタマイズしたものもサービス範囲に含めて考えた方がいいですね。


続いて、西陣様からのコメント。

# 西陣 『 お絵描き屋がブログを使わない理由のひとつ(全体の見通し悪)もこの小説ブログの考え方と同じだったりするので、応用は効く可能性がある。
 マーケティング的に同人やってる人なんかを捕まえて、上手く口車に乗せれば小説よりビジュアル的要素(瞬間的に視覚に訴えられる訴求率)が高いのでそういう狙いを持っていけば面白いねと。
 最近は〇〇専用SNSがあるから、そういう流れで出てきそうな(レンタルサービス)気も。』

お絵かき屋さんの場合、掲載できるデータの容量に制限があるのも痛いんでしょうね。友人の鳴神氏もブログ(http://narukami.exblog.jp/)でお絵かきしていますが、画像自体はレンタルサーバを使ってため込んでいますし。
はてなフォトライフみたいに、階層化して画像を保存し、自動的にサムネイルを作成してくれるアルバムサービスで、さらに大容量に対応したものがあれば、お絵かき屋さん向けレンタルサイトサービスのコンテンツとしては結構優良なのかと思ってみたり。
でも、自分で絵を描かないから、お絵かき屋さんのニーズについては想像するしかないです。げしょげしょ。

# 西陣 『>便利なツールを提供してお客がいろんな使い方を編み出す
 いくつかの設置型ブログシステムなんかは、更に使い勝手を良くするためにユーザーが自作プラグインを組み込んだりしてるけど、ユーザー割合でいうと、「ごく」少数なわけですよ。
 モノカクラートの割合は多くて1割〜2割弱として考えて、割り切ってやらないとそういうサービスは精神的に出来ないかも。

はてなの『50%メソッド』は、そういった割り切りから生まれているのは確かだと思いますね。最大公約数的なサービスからリリースしていって、細々とした機能要求を漸進的に実装していくそのやり方は、ネットサービス企業として決して間違ってはいないと思います。
とはいえ。
私がつらつらと妄想している『小説専用ブログ』なるサービスは、もっとニッチなユーザにぴったりフィットするサービスが理想(かもしんない)なわけで、『50%メソッド』とはまるで別の方向を向いているのは致し方ないことかもしれません。
個人的には、モノカクラート達がネット物書きに求められる要素の一方である『web技術的な手法に適応できる』という能力で先行するが故に、より本質的な『面白いストーリーを読者に提供する』という能力の勝負に勝ててしまうのは、誠に致し方なのないことではありますが、かといって、『web技術に適応しきれない』物書き達がそのハードルを越えられずにいる状態を放置してしまうというのも、同じ物書きとしてちょっとどうかと思うわけです。


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>そんなに必死になって考えるほど需要がない
 企業として考えたら、それは重要ポイントだけど個人レベルの話に落とせば、そこは懸念する部分ではないのではなかろうかと。
 ビルダーなんかのオーサリングソフトを使ったとして、逐一HTMLでページを作って前後関係をリンクして、FTP使ってUPして…を、やるよりは、自動化して一本化した動作の方が、ユーザーの関心度(興味)をあげる効果としては、いいかもしれないんじゃないかと。
 とりあえず、どっかのSS系で大御所(笑)と呼ばれるような人を呼んで、ちょっと短編書かせて、実際動作具合がどうなっているか試してみるっていう手で顧客ユーザーを増やして行くっていうありきたりだけど、ユーザーにはわかりやすい手順で宣伝していったら面白いかもね。と。(あこぎ臭さは残るけど)
 ベータとして出して、常にリサーチ&ブラッシュアップを続ければ、需要は増えて行くんじゃない?』

ごく個人的な野望ですが、『サービス提供企業も利用者も、お互いにっこり笑って大満足』な状態を作り出せないものかと思っております。
まぁ、ニーズが無くて収支的にペイしないとしても、フリー配布のサイト提供サービス構築ツールとかそんな形で実現しても全然構いませんが。
個人的にphpとかでコネコネとツールをこさえても良いのですが、いつできあがるかも見当がつきませんし。
大まかな仕様を私が固めるから、だれかソースをこさえてくれないかなぁとか口を開けて待っているのが現状です。
んで、自腹切ってホスティング借りて、アルファブロガーならぬアルファモノカキストにSS界の大御所をお呼びしてテストしてもらう、と。
……やばい、風呂敷ばかり広がっていくような。