小坂文部科学大臣についてのエントリに頂戴したコメントへの返答

素町人@思案橋様コメントありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/chon/20060305/p1#c1141699377
私見を回答させていただきます。


貴ブログの該当エントリ(http://q-q.at.webry.info/200603/article_24.html)を拝見しましたが、確かに私の意見とは反対のようですね。
私自身、私的な場で侮辱的な発言をすることが無いとは言えませんし、そういったコミュニケーションの形が許容される場があることは否定しません。
しかしながら、そのような場での『失言』と、国会議員であり国務大臣である人物が、「政治的に問題のある発言」ではなく「品格を疑われる」失言をすることを同一に論ずるのは、いささか大雑把な観点ではないでしょうか。
宝塚市長の発言に対する訴訟にしても、それだけのことを言われて暴力に訴えるのではなく訴訟に踏み切ったのなら、決しておかしな判断だとは思いません。もちろん、訴えた方は多少「大人げない」ような気もしますが、公人が極プライベートな場以外でそんなことを言えば、訴えられても仕方がないと思います。
代議士や地方自治体首長といった人々は、自ら進んで「公人」としての立場を選んでいるのですし、「公人」は世の人々の代表である以上、少なくとも他人の目のある場所での言動に必要最低限の注意を払うべきです。そして、それが出来ない人物を「公人」に選んでしまったならば、選挙人はその不明を恥じるべきだし、「公人」としてふさわしい行動でないと指摘するべきだと思います。
少なくともこの場合、職場で上司に叱責される人物と、市議会議員に侮辱的発言をする市長と、マスコミの前でとぼけた発言をする国務大臣をシリアルに並べて比較することが、ふさわしいアナロジーだとは思いません。


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