異世界日記更新11/23

更新しました。
魔術の行使に当たるごく基本部分の説明をしましたが、この理屈は一応翻案元がありまして。一読者として大ファンであります、デイヴィッド・エンディングス師の「ベルガリアード物語」「マロリオン物語」の作中で魔術の作動原理として説明されている、『意志と言葉』が元ネタになっています。
もっとも、異世界日記の世界は、既にお気づきの方も多いかと思いますが、非常の多くのファンタジー作品の影響を受けています。
ムアコックの「エターナル・チャンピオンシリーズ」、あるいはゼラズニィの「真世界シリーズ」*1「ディルヴィシュシリーズ」*2、フィリス・アイゼンシュタインの「妖魔の騎士」といった作品群の影響が非常に強く出ていると自覚しております。(もちろんその祖に当たる「指輪物語」「ゲド戦記」辺りも影響大でしょうけれど。)
ちと話が広がりすぎましたが。
異世界日記の世界では、魔術の作動原理は世界の有りよう、あるいは世界の見方(≒哲学)と分かちがたく結びついており、話の根幹に関わる重要なポイントを占めています。
で、そこを上手いこと説明しないといけないのですが、設定をダラダラ作中で語るのではなく主人公が体感するものとして描かないといけないと思っております。それも、体感はできるけど理解や解釈は次第に身に付くように描かないといけないのですが、なかなか表現力が追いつかないという問題も有りつつ。

以上グダグダと書きましたが、次回はドキドキ魔術初体験編&新キャラ登場の予定です。
次回更新は11/26の予定です。

*1:「アンバーの九王子」以下

*2:「地獄に堕ちたものディルヴィシュ」以下