ひどい自演(らしきもの)を見た

さきほど、ひどい自演(らしきもの)を見てきました。ここです。

Amazon.co.jp: アルキームの風 第二次大戦仮想軍用機集のレビュー: 本: 野村 潔:
http://www.amazon.co.jp/dp/customer-reviews/4860800818/

Web魚拓はこちら
http://s04.megalodon.jp/2007-1231-1458-29/www.amazon.co.jp/dp/customer-reviews/4860800818/
何をしてこれを自演というか。実のところ状況証拠しか無いのですが、カスタマーレビューが3件登録されているうち、これ以外の本をレビューしているユーザが皆無。
Amazonのレビュワーといえば、大抵は数十冊数百冊とレビューしている化け物リーダー揃いであることは、わりかし周知のことと思います。まぁ、仮に手始めに一冊レビューを書き始めたユーザや、一冊だけでやめてしまうユーザがいるとしても、そんなユーザが3人も、それも12月3日〜8日という短期間にまとめてレビューすることなど普通有りません。出版日が10月なのに、この時期にまとめて。
明確な証拠はありませんが、どう考えても不自然です。


さて、なんで私がこれを知ったかというと、著者の方から宣伝メールをいただいたからです。
以下全文引用。

このたび第二次大戦仮想軍用機集を出版しました。豪大陸の西方インド洋上にある仮想共和国アルキーム連邦が
日本と同盟して第二次大戦を戦う仮想戦史を軍用機の解説を通じて行う構成で、上巻は戦闘機、防空戦闘機、
偵察機、直協機、軽爆撃機、海軍艦上機/陸上機、水上機についてその開発、性能、戦歴、生産について解説しています。
大戦前夜の1938年から45年にいたる間の制式機、試作機44機、1912年航空発足以来の開発機35機、日本、ドイツ、
米国等からの輸入機37機、大戦前半期における主要対戦機について220図に及ぶ精細な図面とともに解説、さらに
空軍・海軍航空首脳、主要設計者についてプロフィルを紹介、その他航空エンジン、航空武器等多数のデータを収録
した豊富な内容になっています。航空ファン世界の艦船に広告を掲載中で、航空ファン1月号今月の新製品情報に
紹介されています。各地の丸善書店およびAmazon.co.jpにて販売中です。ご購入をいただけたら幸いと存じ、ご案内
申し上げます。      宮城県七ヶ浜町  野村  潔

これが2007/12/09のメール。
さらに、本日こんなメールもいただきました。

アルキームの風 第二次大戦仮想軍用機集のホームページを開設しました。
http://www.geocities.jp/arukihm/  です。御覧いただけたら幸いです。    野村 潔

ネットでの宣伝行為を否定するつもりはないし、ネットの仮想戦記書きにメールで宣伝して回る着眼点は悪いと思いません。
しかし、Webサイトを拝見する限り、とてもAmazonのレビュワーが大絶賛しているほどの内容とは思えません。メカの絵はそれなりだと思いますが、人物絵の方はちょっと……。
恐らく自費出版で、営業努力としてこういう事をされているのではないかと思いますが、下手に炎上しないよう自重された方がよろしいのではないかと思います。