年末年始ネタ出し強化キャンペーン その1

えー、最近全く書き物らしきことをしていないので、腕がなまらないように何か書こうとしてみるテスト。
とりあえず、ネタを捻り出す能力が落ちてしまうとどうにもならないので、この年末年始9連休中は毎日1個ネタを形にして出してみようと思っております。
とりあえず三日分まとめて。

ネタその1 「秀郷ですが将門が倒せません」

山城国田原荘の荘官の息子・太助は幼い頃から神童と言われた。歩くより先に字を覚え、算術を得意とし、歌や唐土の文物にも通じる。それは前世、いや未来の記憶の為せる技であった。十歳にして左大臣藤原忠平に召し出された太助は、その屋敷で一人の少女と出会う。ほんの僅かな間に心を交わした二人は将来を約束する。その少女の名は斉子内親王醍醐天皇の姫皇子であった。家人の身に過ぎない太助には手の届くはずもない相手。ただ一人を手に入れるために、太助の立身が始まる。

要するに、現代知識を持ったスーパー俵藤太が歴史を改変して200年くらい早く武家政権をブチ上げるという架空歴史物。将門とか純友とかをぼてくりこかしたりする話。

ネタその2 「猫の羅針盤

22世紀。人類は自力で星の海へと漕ぎだしていた。光速を越える術として生み出されたのはフェリフォルミア・ジャンプ・ドライブ、通称「猫ワープ」。原始以来猫属が自然に行っていた時空間跳躍が21世紀末に解明され、それを応用した超空間移動手段が人類を太陽系外世界へと誘ったのだった。
主人公ミツトは、士官学校を首席で卒業した凄腕のパイロットだったが、与えられた最初の任務は小型護衛艦での猫の世話係。腐るミツトに、熟練の航法猫であるペトロニウスは囁いた。「この航海は荒れるぜ。」
人だけが消えた海賊船、眠ったまま目覚めない猫たち、そして「初めてのご挨拶」(ファーストコンタクト)。少年と老猫の銀河を跨ぐ冒険が始まる。

スペースオペラの原案。妖精ワープを使う異星人とのファーストコンタクトや、猫ワープの秘密を巡る陰謀に巻き込まれた女海賊のヒロインとの悲恋とか、そんなんを盛り込んだらどうかにゃー、と思ってます。

ネタその3 「魔法少女戦隊乙女ローズ」

福井アキラはいつものようにバーチャルオンラインゲームを楽しんでいた。学校でも上手く馴染めていないアキラにとって、名前も外見も性別も変えて他人になりきれるゲームの世界は唯一の解放の場であった。そこへ不意に舞い込むメッセージ。『エンジェルローズに入りませんか』それは、女性だけの有力ギルドへの誘いであった。加盟試験も苦戦の末にクリアして喜んだのもつかの間、『最終試験はオフ会でね』という言葉に絶望のどん底へ突き落とされる。
当日、落ち込んで不貞寝するアキラの家に訪ねてくる怪人物。「オマエガ5ニンメダナ!シネ!」変異して襲いかかる怪人。「アキラ君、危ない!」救いに現れる4人の女性。その姿はギルドのメンバーたちであった。
「キミも私たちと一緒に悪と戦って欲しい。」「でもボクは男なんです!」「大丈夫、だって……」
今、ネカマだらけの魔法少女伝説が始まる!!!1!

まぁ、要するにそういう話です。下手な女よりオカマのが女らしいとか、ネカマの方が中身女より可愛いとか、良くある話でして。乙女心を原動力に戦う魔法少女を選抜したらネカマしか残らなかった、というネタを思いついたのでした。


こんな感じで、あと6本ネタ出ししてみます。