年末年始ネタ出し強化キャンペーン その2

引き続きネタ出し中。といっても、既存のまとめてないアイディアを書き付けてるだけだったりしますが。

ネタその4 「電網妖精・雪嵐」

世界的コンピュータサービス企業"HAL"社に勤める皆口悠介は、ネットワークのトラブル解決のために会社で泊まり込んでいた。仮眠室へ行く手間を惜しんでサーバルームで寝込んだ悠介は、夢現の合間に不思議な声を聞く。
「あーもう!なんなのよこのパケット!送っても送っても帰って来ちゃうじゃない!!」
その声に目を向けると、L2スイッチの上で小人の少女が忙しげに働いていた。悠介は突然、機械に宿る精霊が見えるようになってしまったのだった。
どんなトラブルでも解決できるスーパーエンジニアとして大活躍する悠介は、知らず知らずのうちに社内の、そして政財界を巻き込む巨大な陰謀に巻き込まれていくのだった。洋介を監視するために陰陽寮から送り込まれた少女妖術師、神祇院から来たラブラドール・レトリーバー狛犬を仲間に、悠介はHALと日本を守り抜けるのか。

「ある日突然××だったら」系の巻き込まれ型ローファンタジー。陰謀有り推理有りですがアクションはナシで、コメディタッチの話を考えています。

ネタその5 「Like a Human」

人類が死滅し微細機械生命体が支配する未来。翔は10世紀を超える眠りから強制的に目覚めさせられた。そこで目にしたのは、微細機械によって象られた少女の身体。そして一機の戦闘兵器。
『敵生命体の本拠地へ侵攻し、その代表者を抹殺せよ。』
機械の身体を持つ脳だけの存在として復活した翔は、人類に似た異性生命体を死滅させる道具として戦うことを命じられる。その報酬は、捕獲され情報凍結された人類200億人の"生命情報(記憶)"。
魂を奪われた"最後の人類"は、戦いの中で何を見いだすのか。

いわゆるシューティングゲーム風の絶滅戦争SFを、というコンセプト。ボスを潰していく度に報酬の記憶が与えられることで段々葛藤が生まれていったり、サポートメカや敵ライバル機と関係が生まれていったりします。

ネタその6 「Any given Sky」

1972年、世界はまだ戦いの最中にあった。
朝鮮で始まった米ソ両超大国の『核のパイ投げ』は、世界の至る所で町を滅ぼし、人々を烈火で灼いた。退き所の無くなった両陣営は、二十年を超えた今でも絶えることのない戦火で世界を覆っている。
日本人航空傭兵・岩崎修一は、国連軍イラン方面軍に所属し、散発的に繰り返される航空戦を戦っていた。ある日彼は、救難信号を発する一機のアントノフ輸送機に出くわす。強制着陸させた機体から降りてきたのは、亡命希望の女性政治将校だった。サハロフ少佐と名乗った彼女は告げる。
流罪になったニキータ・フルシチョフは今もシベリアで生きています。彼は政権を奪取し、西側と和平を結ぶ用意があります。」
制空権の入り組んだ中東、ヨーロッパを抜け、彼女とそのカバンに入った『あるもの』をアゾレス諸島まで運ぶ。岩崎の孤独な戦いが始まる。

if世界での航空戦+スパイ戦もの。途中、岩崎機を撃墜するために様々な敵機や罠が出てくる展開で、サハロフ少佐の正体や西側の権力闘争などを絡めて逃走劇を描いたら面白いかという構想です。


ちうわけで、残り三つは日曜日に。