年末年始ネタ出し強化キャンペーン その3

ネタ出しラストスパート。とはいっても、いい加減新ネタが尽きてきたので焼き直しとかばかりですが。

その7 「神州夢想譚」

ときは戦国。平清盛の猶子・平義経を祖先に持つ江寿丸は、名家の生まれでありながら美作の御所への逼塞を余儀なくされていた。山野に親しみ野生児として育った盛綱は、父の暗殺にあわせて送られた刺客から逃げおおせ、南近江の悪党・佐々木一族に匿われる。
やがて元服平盛綱を名乗った江寿丸は、小勢の党首から次第に周囲を切り従えて近畿に覇を唱える。その頃、播磨には父を討った児島泰徳が大名として勢力を拡大しつつあった。
畿内を、ひいては戦国の世を統べるのは誰か。江寿丸は天下をその手に掴めるのか。

源平合戦期を分岐点にした架空日本史の戦国ものです。源平の争乱は結局決着が付かず、平家の府中鎮西大将軍家、源氏の鎌倉征夷大将軍家、奥州藤原氏の平泉鎮守府将軍家が分立した状態で、統一政権がないまま約300年経過した。という設定の架空戦記ものです。

その8 「出稼ぎ勇者」

早川文吾はプロの勇者である。既に7度の使命を果たした歴戦の勇者である彼は、再び異世界へと召喚された。魔王の派遣した軍を軽く一蹴し、敵の本拠地へ向けて気楽に旅立った文吾であったが、不意を突かれて敗退を喫してしまう。
「あなたを倒した者は、他の勇者です。」
精霊の告げる事実に動揺しながらも再び敵に立ち向かう文吾の前に、次々に姿を現す"勇者"達。かつて無い事態に苦境に立たされる文吾は、幾度も命を落としながら立ち向かうことを余儀なくされる。
「勇者は使い捨ての道具じゃねえっ!」
召喚された戦士達の戦場に、怒りの声がこだまする。

勇者が何度も何度も召喚されたらどうなるのか、というちょっとメタなネタ。
既に某所で書いてるヤツですサーセン。勢いだけで書き出してしまったので、今プロット再編してるところです。

その9 「騎馬王陛下は15歳!」

15の諸族を討って従え平原の覇者となったワユーズは、15歳という若さでありながら理想的な君主であった。見目麗しく健康であり、勤勉で忍耐をしっており、峻厳さと優しさを兼ね備えていた。
敵に畏れられ民に慕われる少年王。しかし完璧と思われる彼にも一つの悩みがあった。不能なのである。
女性に対しての自制が強すぎるためか、あるいは為政者の重責によって抑圧されているのか。朝にははち切れんばかりに立ち上がるモノが、女性を前にすると全く起たなくなるのだ。
鬱々として楽しまない気分を政務と軍務に向けて紛らわしていた少年王だったが、ある時を境に心境が変わった。ワユーズの率いる軍の脅威に怯えた隣国が、王女を差し出して和を乞うて来たのだった。興味なく後宮へ収めたワユーズであったが、ふとした拍子に王女に出くわし驚喜する。蛮族の王に怯える王女の姿を見て、いままで些かなりとも女性に反応しなかった自らの逸物が猛り狂っていたのだ。
「他国の王族ならば私も抱けるのだ!」
真実に覚醒した少年王は、これまでにない意気込みで征服を進めていくのだった。

最後の最後でエロです。凄く分かりやすく言うと某蒼き狼です。愉快な騎馬軍団を率いて王女狩りのために大陸を征服する王様というトンデモねー話。
ちなみに、タイトルはもちろん思いつきの仮称です。別に扉行広先生に喧嘩を売ってるわけではありません。



で、以上9アイディアのうち2〜3本を今年中に書き上げたいというのが新年の抱負だったりします。
……そこ、無理とか言わないっ