一太郎2005

書き忘れていましたが、数日前に一太郎2005を買いました。一太郎7、8、11、12(さらに言えばDOS版dashも)のユーザなので、胸を張ってアップグレード版を購入。一瞬、「一太郎2005&花子2005特別アップグレード版」に心惹かれたものの、私の個人ユースだと図版入りの文書を作成する必要性がほぼ皆無であるため見送り。というか、テキストがスムーズに打てれば他に機能は要らないわけで、ぶっちゃけATOK秀丸さえあれば一太郎は(ry
とは言え、買った以上使いこなしたいのが人情というもの。
そんなわけで、いわゆる「アイディアプロセッサ」として使ってみることに。

あー。これはスゴい。
初期状態のWord2002+IME2002で同様の作業をすると、とにかく文書レイアウトやら字下げやら何もかもが思い通りにならなくて実に悪戦苦闘するのだが、一太郎2005の場合、ロクにマニュアルを読まなくてもこの画像くらいの文書ならチョチョイと作成できるし、新しいアプリに触るとき感じる違和感がほとんどありません。それと、うちの非力なThinkpad s30でもあんまり動作が重い感じがしません。
いや、ごく簡単に言ってしまうと、「Wordみたいに余計なことしないワープロっていいねっ!」って事なんだけど、あんまり誉めてる感じに聞こえないですね。(笑)
実を言うと、一太郎12の時は文書校正ツールとして使っていました。Wordで作成する長文の報告書とかの文章を、一太郎から誤字脱字チェックと文体や用字用語のチェックをするわけです。理由は簡単。Wordの文書校正を使うと校正前より変な日本語ができあがるから。正直英単語のミスチェックくらいにしか使えません。一方一太郎の方は、文書校正ツール*1を使ってやると、指定された文体に基づいて公文書や報告書なんかに相応しい文章に自動で直してくれます。現在、文書の提出フォーマットがほとんどWord/Excel2000なもので、一太郎で作成した文書を表に出すことはできないのですが、単純に日本語校正機能一つとっても一太郎が優れていると思います。
あと注目したいのは、一太郎からWord形式で保存したファイルが、ほぼそのままWordで使えること。罫線や図版を貼り付けた状態でどうなるかはちょっとやってないので分かりませんが、プレーンな報告書程度だったら、Word形式のファイルをそのまま一太郎で編集するのもありかもしれません。もっともWord形式と一太郎(圧縮)形式だと、ファイルサイズが恐ろしく違ったりしますので、一太郎形式で保存する方が有利ではあるんですが。


ひとまず、書き物用ツールとして使い倒してみようと思います。
あと、ATOK2005のことを何も書いていませんが、それは空気みたいに違和感がないからです。これまで使っていたATOK15よりも高速でストレスが無いように思います。これはこれで凄いことですね。


最後に。
このシーズン発売の製品のオマケに「扇子」を付けちゃうジャストシステムのセンスは正直どうかと思います。

*1:修太