テレビいらない

最近身近なところで話題になるのが、NHKの受信料問題と地上波デジタル放送(地デジ)の話。
NHKの受信料問題については、もうあちこちで話題になっているので今更なにをか況やという感じだけれど、とにもかくにもNHKは受信料を視聴者からむしり取るつもりらしい。未払いや未契約に対して裁判に訴えてでもという強硬姿勢を強めているし、身近なところでは、最近うちの近所にもNHKの集金人が出没しており、うろんな目つきで徘徊したりチャイムをガンガン鳴らすなど騒擾行為を行っているのが頻繁に目に付く。
また、地デジとやらの放送が我が地方でも今年春〜秋にかけて始まるそうだが、これを見るには今までの受像器だけではダメで、チューナーの増設やらテレビの買い換えが必要であるとか。
で、私を含めて周囲の人間は概ねそれほどテレビを重視していない。
ニュースやトピックの入手はネットで調べる方に重点を置いているし、情報をまとめてみるならいつでも取り出して読める新聞の方がまだ便利だ。
ドラマや映画なども、テレビ放送でどうしても見なくてはならない番組はわずかだし、レンタルDVDの方が時間を拘束されない分利用しやすい。
バラエティに至っては、そもそも見ることがまれだし、見ている側より出ている/作っている人間の方が面白いようなどうでもいい番組なんて、出来れば放送しないで貰いたい。
あえてテレビで見る価値があるとすれば、ドキュメンタリーや教育番組(広義のバラエティを含むかも知れないが)くらいじゃなかろうか。
そんなわけで、今すぐテレビが見られなくなっても、正直に言って一向に困らないわけだ。たいして見もしないテレビのためにわざわざ出費をする気もない。


NHKに関わって不愉快な思いをしたくない、かつ、地上波デジタル放送にも興味はないとなると、結論は簡単だ。地上波アナログ放送が終わったらテレビを捨てればいい。
家電リサイクル法の関係で処分にお金がかかるとはいえ、少なくとも地上波デジタル放送対応に出費するよりも安く済むだろうし、受像器そのものが無くなれば忌々しい放送法を振りかざすどこの国の国営放送局だか判らない利権団体と無縁でいられる。
いや、いっそ今すぐテレビを処分してしまった方が、部屋もすっきりして、テレビ視聴に無駄な時間を使わなくて済むからかえって良いかも知れない。


というわけで、私の周囲では「テレビイラネ」という意見が大勢を占めているのであるが、このエントリをご覧の皆さんはどうするのであろうか。
わざわざ地デジ対応機器を買ってNHKに受信料を払う人が多いんだろうか。