異世界日記更新10/9

報告がえらい遅くなってますが、更新しました。
異世界で『大富豪』を教え始めるファンタジー小説の主人公というのもあまりいないかも知れません。なお、大富豪のルールですが、今回取り上げたルールは私の周囲ではかなり一般的なローカルルールです。地方や年代によってかなりローカルルールが異なるゲームですので、違和感を覚える読者もいらっしゃると思いますが、まぁこういうモノだと思ってさらりと流していただけると嬉しいです。
『大富豪』のルールには、階段出しや縛り、8切りやイレブンバックなど複雑怪奇なローカルルールが多いのですが、個人的にはこの辺のルールがあまり好きではありません。大富豪というゲームの醍醐味は、『誰が上位札をどれだけ持っているか推測すること』『どの札を出せば次の手番をとれるか読むこと』『弱い札をいかに手早く始末出来るか算段すること』といった思考・駆け引き・判断であると思います。その点、縛りや8切りはカードの強弱といった以外の要素を増やしすぎる気がします。イレブンバックも『そんなに役札増やしてどーすんだよ。どうせならウノでもやれよ。』と思います。
手札の強弱は運に左右される部分ですが、その手札と周囲の状況の中でいかに有利に勝負を進めるのかはひとえにプレイヤーの腕に掛かってきます。その点、あまりに蓋然性を下げてしまうローカルルールは今ひとつ大富豪のおもしろさを損なってしまうのではないかと思うのです。
まぁ、パーティゲームとしてワイワイ遊ぶことだけが目的なら、別にプレイヤーの腕などどうでも良いのですが、そう言った場合はむしろ偶然性の支配する要素が多いゲーム(ウノとか)の方が面白いと思います。
この辺、カードゲームで金を賭けるかどうかにも依拠するような気がしますけど。


と、どうでも良いことを考えつつ更新してみました。