これはひどい……

選挙期間にあんまり政治の話は書きたくないんだけど、これはあんまりだったので。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1008950.html
民主党さくらパパ 「年金なんか、納めてなくても納めたと言っていい」…年金虚偽申請を「奨励」

もういいかげんタレント議員はやめようぜ、というお話し。
もちろん、こんな話を聞いたらも民主党に入れる気は失せるのですが(そもそも入れる気無いですが)、一方の自民党にも今回は本気で入れたくない。年金問題立法府の問題ではなく行政、というか役人の問題なので今の政権云々の問題ではないし、麻生閣下の失言も農水大臣の事務所費用も、マスコミが騒いでいるほど重要な問題とは思えない。少なくともごく個人的にはただの揚げ足取りにしか見えない。
事ほど然様に自民党に好意的な私ですが、この話だけはふざけんなと思いましたわけで。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070705/276798/
片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う

また片山さつきですよ。あの、「潜水艦なんて時代遅れ」*1と曰ったもと財務省主計官。ほんと、役人上がりは現実を知らないという典型ですな。せめてまともなブレーンでもいればいいのですが、この手の思い上がった人物には有能な人材が寄りつかず、例え寄ってきても本人が追い払うのが歴史上に『よくある』パターンです。ご本人が本当にそうかは、お会いしたことがないので分かりませんがね。

で、本当に今回は困っております。
全体的な流れから言うと、二大政党制による安定した政権交代というのは、現代政治システムのベスト……とは言わないまでもベターな結論だと思います。しかし、個人的には「現実を見据えられない政権与党」もイヤですし、「揚げ足をとる以外に能のない反対党」にも幻滅しています。
……ネタじゃなくマジで新風にでも入れるか?

*1:http://d.hatena.ne.jp/chon/20041204/p1とかをご参照ください