はつせの世界更新7/20

報告遅れましたがはつせ更新しました。
いろいろ調整した結果、自動車の話になっておりますが、本当は輸出産品と絡んだ貿易収支の話をするつもりでした。繊維化学、衣料品、医薬品などが主要輸出産品で、規模は小さいながらも自動車・自動二輪車も輸出が始まっています。また、1912年中に、日露戦争時に集めた一次募集分の戦時国債を償還し終わります。ただ、鉄道や道路、発電所建設に向けた国債は並行して発行しているので、実質借り換えですが。
先行して押さえた特許の収入や、貿易黒字をインフラ整備や教育に回して国内需要を喚起しているのが1911年段階の現状です。国の予算はともかく、庶民の生活はまだまだ豊かとは言えません。
また、今回3-7ではなく3-6.5としているのは、中戦車などの開発のために試された様々な技術のうち、当たりの技術のみをフィードバックして自動車などを開発している、という関連性のためです。
技術開発と設計は朝日技研、実製造や量産はダット社をはじめとした各社が担当しています。また、『晃』をベースにした小型トラックは各社でカスタマイズ設計した物を売り出すことになります。豊田自動織機の『エース』とか。
そんなこんなで、次回はそろそろ中国・朝鮮関連の動きを書く予定です。