CRYSTAL GEYSERのふた

うちの職場の自販機では、ミネラルウォーター「CRYSTAL GEYSER」を100円で売っている。500ml入りのペットボトルでこの値段なので、日に1本くらい買っているのだが、毎度毎度このふたをすんなり開けられたためしがない。買うたびになかなか開かないペットボトルのキャップと格闘し、手を真っ赤にしている。
私は正直成人男性としては論外といっていいくらい握力がないのだけれど、普通の500ml入りペットボトルではこれほど梃子摺ることはない。わりと梃子摺るふたとしては、ペプシの500ml入り缶ボトルのふたがあるのだけれど、CRYSTAL GEYSERのペットボトルの開けにくさはその比ではない。
普段から、「何でこんなに開けにくいんじゃ!ボケッ!」と思っていたのですが、本日ついに構造上の問題点と思しき部分を発見しました。
このボトルキャップ、まず他の標準的なペットボトルと比べてキャップの高さが少ない。大体2/3程度です。そのためボトルキャップにトルクを与えるべき手のひらとの接触面積が少ないわけです。
また、ボトルをねじるとキャップとリムをつなげている細い部分が引ききられてキャップが外れる構造になっていますが、CRYSTAL GEYSERのキャップは、この細い部分の数が少なく(通常は25本程度、CRYSTAL GEYSERは9本)、それゆえに強度が高く切れにくい。
この2点がCRYSTAL GEYSERのふたを恐ろしく開けにくくしているのです。
さて、私もペットボトル飲み(ペットボトリストとかペットボトラーと言うかどうかは知らない)の端くれ。ただ原因を突き止めるだけでなく、この強敵を開け放っていかに水を飲むか対策を検討してみました。

  1. 手のパワーを上げる → 手がもっと痛くなった
  2. ふたを暖めてみた → 開きやすくなったが水も温くなった
  3. 同僚に頼んでみた → 何度も頼んだらカオスフレームが下がった
  4. 歯で噛んで開けた → さらにカオスフレームが下がった
  5. ひねる速度を上げてみた → 比較的楽に開いたが中身が飛び散った

恐るべきCRYSTAL GEYSER
どうして、被害なしに冷たい水を手に入れることはできないの!
どうして、何も欲しがらずに愛を護れないの!(チガ
というわけで、今日も私とCRYSTAL GEYSERの戦いの日々は終わることなく続いているのである。


大塚製薬さん、何とかしておくれよ。ウワン