冬のクラシックキャンペーンinウチ

何となくクラシックが聴きたくなった。
ウチには約100枚程度のクラシックのCDがある*1が、ほとんどMP3にエンコしてない。
ポップスやロックの曲は、唐突に
「あの曲聴きたいっ!もう辛抱たまらんっ!1週間ヘビーローテーションケテーイッッッ!!!」
になることがあるため大抵エンコ済みなのだけれど、クラシックの場合そうなっても一回引っ張り出して聴けば概ね気が済むのでわざわざエンコしていなかった。
だがしかし。最近はCDを掘り出すのもめんどくさくなってきたので、この際まとめて引っ張り出して棚卸しついでにエンコすることにした。昔と違って、HDDの容量もほぼ気にする必要がないのも手伝っている。
んで、ひとまずエンコしながら本日棚卸しする品目リストに少ない引き出しから蘊蓄をくっつけてみるテスト。

Sibelius: Symphony No.2

Sibelius: Symphony No.2

画像がないから正確にこれかどうか不明。ドイツ・グラモフォン輸入盤の「Leonard Bernstein Edition」。1987の録音で、たしかバーンスタインが亡くなったときに追悼盤として再販したモノだったはず。
シベリウスの代表曲といえば、この交響曲2番、5番、交響詩フィンランディア」、ヴァイオリン協奏曲といったところでしょうか(元々、多作な人ではないのですべて代表作とも言えるが)。んで、録音としてはヘルシンキフィルかカラヤン/ベルリンフィルが定番だと思う。その点、この一枚は定番をかなり外していて面白いと思う。バーンスタインなのでコテコテのスローテンポですが、それもまたよし。( ・∀・)

ボレロ?ラヴェル&ドビュッシー..

ボレロ?ラヴェル&ドビュッシー..

ユージン・オーマンディ生誕100周年記念盤の一枚。基本的にはアナログ録音時代の録音を収録した廉価版だけど、一時代を築いた音色はやはり魅力的。「ボレロ」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」は何枚かCDを持っているけれど、オーマンディ/フィラデルフィアアンセルメ/スイス・ロマンドが好み。
ボレロ」は、アバド/ベルリンフィルのトランス状態に突入しちゃった録音も好きだけど。アレは興奮する。


モーツァルト:レクイエム

モーツァルト:レクイエム

ポリドール/グラモフォンの「KARAJAN in 70s」の一枚。1975年のアナログ録音時代のものを廉価版CDで出したモノ。モーツァルトのレクイエムというと、後にカラヤン/ウィーンフィルが録音したものが名盤にして定番だけれど、こっちの録音もパワフルでようございます。


マーラー : 交響曲第6番イ短調 「悲劇的」

マーラー : 交響曲第6番イ短調 「悲劇的」

サー・ゲオルグショルティ/シカゴ交響楽団による、マーラー全曲録音の一枚。1970年の録音。
マーラーというと、バーンスタインの全集(オケはウィーンフィルまたはアムステルダム・コンセルトヘボウ)が出ていて定番中の定番だけど、私はアレはあんまり好みじゃない。バーンスタインのテンポでマーラーはクドすぎる(とかいうと偉い人の怒られそうだけど)。その点ショルティ/シカゴの演奏は怒濤の迫力で押し寄せるわかりやすさと、曲想自体の観念的な部分が上手くバランスしている気がして好み。というか、個人的にショルティ先生が肌に合うのかもしれない。


Ste 1/2/Fant/Royal Fireworks

Ste 1/2/Fant/Royal Fireworks

これは、厳密には吹奏楽曲のCD。クラシックには違いないが、かなりマイナーな一枚。
収録曲は、

ホルストの「吹奏楽のための組曲」は、吹奏楽に手をつけた人間ならば必ず一度は演奏する曲だと思う。中学生だった頃にはスーサの行進曲やスッペの序曲に比べて地味だったためあまり好きではなかったが、吹奏楽から手を引いて聞く側に回ってみると良さが分かるようになった。個人的には、カップリングにはエルガーの「威風堂々」辺りを入れて欲しいのだけれど、CDがあるだけで感謝するべき一枚なのであまり文句を言ってはいけない


なんだか、知らない人にはどうでもいい、知っている人には薄々の情報が積もってしまったヨカン。まぁ、いつものことですが。
ぶっちゃけ、久しぶりにはまぞうを使いたかっただけなので、私が満足したからOK!

*1:これでも置き場が無くて相当処分したのだが……